井内石とは

別名「仙台石」とも呼ばれた名石。山の神が割った、比類なき美しい縞目が 江戸の時代から重宝され
関東以北の庭や石碑、墓標に 数多く使われてきました。

井内石の歴史

別名「仙台石」とも呼ばれた名石。山の神が割った、比類なき美しい縞目が 江戸の時代から重宝され関東以北の庭や石碑、
墓標に数多く使われてきました。
墓石界では"至高の石"とも称され、山形の文人斎藤茂吉が「父のために」と墓標の石を稲井に求めにきたという逸話も残されています。

井内石の産地

宮城県東部にある石巻。
市内の中心から少し東寄り、石巻湾に注ぐ旧北上川沿いに「井内石」の産地稲井地区があります。
井内石はこの地「牧山」という山から産出される。
牧山の岩石層は、砂質粘板岩、粘板岩から成り、そのなかには数メートルから十数メートルの板岩が挟まれていて、石層は
約250メートルに達するといわれている。

井内石の特徴

石質は黒くどっしりと重厚感があり、美しい石目が特徴である。
「井内石」に文字を刻むと鮮明な白が浮かびあがることから、明治以降には各地の記念碑、墓碑に数多く使用されてきました。
東京の立憲記念碑、仙台の瑞宝殿、亀岡八幡宮、塩釜神社、松島の瑞巌寺の石碑など、現在でも日本各地で見ることが
できます。

井内石の使用例

  • 使用例1
  • 使用例2
  • 使用例3
  • 使用例4
  • 使用例5
  • 使用例6
  • 使用例7
  • 使用例8
  • 使用例9
  • 使用例10
  • 使用例11
  • 使用例12
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